日本からアメリカへの渡航(2021年6月末)

stylish happy traveler with suitcase in airport hallway
Photo by Gustavo Fring on Pexels.com

アメリカを出発した当初は日本滞在は3週間の予定でしたが、家族の問題をなんとか少しでもクリアできないか、と 復路を2度も延期し、2021年6月30日にようやくアメリカに戻ってきました。

復路搭乗の際には、近所からリムジンバスを利用し、羽田国際空国まで向かいました。出発時同様、出国の2時間前までのチェックインが推奨されており、今回は、空港キオスクでのチェックインは必要なく、カウンターで直接受け付けてもらいました。(私はウェブからのチェックインはしません。)

荷物の計量をし(23キロまでですが、私の荷物は21キロでした)、パスポートなどをみていただき、搭乗手続きです。アメリカ入国の際に必要なのが以下の目次にみられる4つです。

情報は常に更新されますので、ご自身で CDCなどのサイトでご確認くださいね。私は旅行会社アムネットを利用されていただき、こちらからも情報を得ていたので、安心でした。

日本でのコロナ検査と陰性証明

出国の3日以内にコロナの検査をし、陰性証明書を書いていただかなければなりません。

私が検査をお願いしたのは、東京都港区浜松町にある Tケアクリニック です。

https://www.tcclinic.jp/pc/pcr/visit/?source=listing.adwords.skygate&utm_source=google&utm_medium=pcr_cpc&utm_campaign=pcr_brand&gclid=Cj0KCQjw24qHBhCnARIsAPbdtlLOlvFwcz67XlLG3BMJL_amIaQkArWrYuDKJJaOuJ_ae21m-tmj6SsaAuVEEALw_wcB

私が検索したなかでは最安値で、検査と英語の陰性証明書の両方で 22,000円 (検査:16,500円 陰性証明書:5,500円)でした。

今や、検査キットを自宅に送ってもらってのリモート検査も可能なのは知っていましたし、そのほうが安価ですが、少し外に出かけたかったですし、郵便事情で問題がでても困ると思い、クリニックに行きました。私は都営地下鉄の大門駅からクリニックに向かいました。慣れないので少し迷いましたが、道を尋ねると親切に教えてくださった方があり、とても助かりました。ありがとうございます。

Tケアクリニックはとても小さなクリニックで、私がうかがったとき(午後2時)には、私の目の前に5人ほど並んでいて、少し驚きましたが、どうもみなさん同じ時間に予約となっていたようです。私以外の方々はみなさん鼻の検査をされていましたが、私は予約当初から 唾液で とお願いしてありました。当日、女性のドクターがみなさんと同じように、鼻の検査で進めようとされたのですが、唾液でお願いしてあります、と伝え、そうしていただきました。

メールをいただいたときには、検査前30分は飲食禁止 とあったのですが、当日クリニックにいくと 検査前1時間 といわれ、少し動揺しました。その頃までには食事は済ませてありましたが、検査1時間くらい前に黄色いChewableのビタミンCを摂取してしまっていたのです。少し不安を抱きながらも、唾液をプラスチックの試験管に入れると、先生が「唾液に色がついているけれど?」とおっしゃいました。上記のことを素直に伝えると、とても気さくな先生は「唾液はクリアなほうがいいから、もう一度やってみようか?」と言ってくださり、再度検体採取。2度目はなんだか時間がかかりましたが、先生も検査室と外を行ったり来たり、お忙しくしながら、気にせずにいてくださいました。2度目は「色は前のものよりいいね」と言っていただけましたが、唾液よりも鼻の検査のほうが正確、このクリニックでではありませんが、過去に唾液の検査での擬似陽性がでた、そして、ヨーロッパでは唾液の検査は認められなくなっている などの話をしてくださいました。そんなことを聞いてしまうと、なんとなく不安になりましたし、舌に色がついてしまうようなものを摂取したことが悔やまれました。。。

自宅に電話がかかってくることもなく(陽性の場合にはすぐに連絡があるそうです)、翌日には、陰性証明書を受け取ることができました。本当に安堵しました。

以下、お世話になった旅行会社アムネットさんからいただいたメールの陰性証明書に関する部分です:

ご自身にて出国の72時間以内にコロナ検査を受けて頂き、陰性証明書をご持参いただく必要がございます。 

検査陰性証明書を提出または提示できない場合は、搭乗拒否の対象となります。必ずお持ちください。 

また、日本でのご滞在が14日未満のお客様は隔離期間中の為、基本医療機関での検査ができません。ホーム検査キットをご利用ください。 

  • アメリカへ行く際の陰性証明は「1枚の航空券の最初便の出発」から3日以内の検査・かつ陰性書発行が必要です。 
  • 2歳以上のお子様から必要です。 幼児(0歳~2歳未満)は不要です。 
  • 日本国内線から国際線へお乗り継ぎのあるお客様は 日本国内線出発から3日以内でカウント下さい。
  • ご出発当日最初のフライトのご利用便が遅延した場合は、最長24時間まで延長されます。また日本地方発で地方から出発後、お乗り継ぎの国際線が遅延した場合は、最長48時間まで延長されます。

予約便が運休になり、代替便に振り替えられた場合は、遅延とはみなされず、代替便出発から3日以内に検査を受けた陰性証明が引き続き必要です。 

  • 陰性証明書は印刷したもの、またはスマートフォンでの画面を、チェックインの際にご提示していただき(回収はされません)、保管いただけますようお願い致します。
  • ワクチン接種・非接種に関わらず、陰性証明は必ず提出が必要です。

また、現時点ではワクチン接種後であったとしても、アメリカ到着後の自主隔離規定は到着州・カウンティの規定に従って下さい。

  • 陰性証明書をお持ちでない場合、または不備があった場合はご搭乗拒否の対象となります。 米国で乗り継いで他国へ行かれる場合も必要です。 
  • 英語 または 利用航空会社が認める言語での証明書が必要です。 英語以外も認められておりますが、到着時に稀に提示を求められる場合があり英語での証明書をできるだけご用意ください。
  • 所定のフォーマットはございません。 

アメリカ入国用陰性証明書には下記の事項が記載されている必要があります。

  1. 名前、並びに本人と判断できる個人情報(生年月日、パスポート番号など)
  2. 検査の種類 (下記に指定のものに限る)*下記有効な検査の種類をご確認ください。 
  3. 陰性結果、検体採取日時、結果判明日、検査証明書交付年月日
  4. 検査機関情報 

アメリカ入国に有効な検査の種類例

核酸増幅検査(RT-PCR法)Nucleic acid amplification test(reverse transcription polymerase chain reaction)

核酸増幅検査(RT-LAMP法)Nucleic acid amplification test (reverse transcription loop-mediated isothermal amplification)

核酸増幅検査(TMA法)Nucleic acid amplification test (transcription-mediated amplification)

核酸増幅検査(NEAR法)Nucleic acid amplification test (nicking enzyme amplification reaction)

核酸増幅検査(HDA法)Nucleic acid amplification test (helicase-dependent amplification)

抗原検査 antigen test

アメリカ入国に有効な採取検体

特に規定無し

米国 CDC(Center for Disease Control and Prevention) による発表

https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s0112-negative-covid-19-air-passengers.html

米国 CDCによる 出国前検査証明の Q&A

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/testing-international-air-travelers.html

同意書の記入

陰性証明に偽りがないことに同意する書類です。内容を確認し、必要事項を記入、サインをし、チェックインの際に提出しました。私はコピーをとり忘れていたので、アメリカ入国時に必要になりませんか?とうかがったところ、この用紙は日本でのチェックインの際のみに必要とのことでした。(実際、そのとおりでした)航空会社のチェックインカウンターにも用意してくださっているようですが、時間を節約するためにも、準備をしていってよかったです。

 CDC Attestation Form (2021年6月30日まで)

https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/Fillable-Attestation-English-p.pdf

オンライントラベルフォーム

16歳以上の人々は、コロナの蔓延を防ぐために、このオンラインフォームを記載しなければならず、それをしないと500ドル以上の罰金を課せられる場合があります とのこと。氏名、メールアドレス、電話番号などを記載したと思います。(詳細は忘れてしまいました。。。)でも、そのせいでしょうか、今回の入国はとてもスムーズでした。いつものとおり、指紋のチェク?をされながら、日本へ行った目的、どのくらい滞在したのか、を聞かれましたが、荷物を受け取ってから、何か食べ物を買いましたか?などの質問は一切受けることがありませんでした。匂いを嗅ぎながら犬が2,3匹働いていましたが、私のスーツケースはまったくもって興味なし、でした。(笑)

アムネットのメールより:

NYとロサンゼルスはオンラインフォームの入力が必要です。 

その他の各州・カウンティの情報はご自身でお確かめいただけますようお願い致します。 

NY州へのお戻りに関して]

NY州到着後の自主隔離と利用便・滞在先などの情報を記したフォームの記入を義務化する行政命令を発出しました。

同フォームの記入を拒否した場合には罰則が科される場合があります。

オンラインフォーム: https://forms.ny.gov/s3/Welcome-to-New-York-State-Traveler-Health-Form

※NY州はワクチン接種している場合、かつ過去3か月以内にコロナに感染していない人は、海外から到着の場合、3-5日後に検査を推奨。隔離不要。

【ロサンゼルス市へのお戻りに関して】

ロサンゼルス市到着後自主隔離の情報を記したフォームの記入を義務化する行政命令を発出しました。

同フォームの記入を拒否した場合には罰則が科される場合があります。 日本からの到着の際も記入が必要です。 

オンラインフォーム:https://travel.lacity.org/

自主隔離

私は家族に車で迎えに来てもらいましたので、心配は無用でしたが、お迎えがない場合は、アメリカ到着後、自宅や目的地までの公共交通機関の利用は許されています。ただし、マスク着用、手洗いなど感染防止に努めながら です。また、国際線でアメリカに到着後の米国内線への乗り継ぎも許されています。

自主隔離については 

【ワクチン接種を完了している場合】帰国後3-5日後のコロナ検査が推奨されており、自主隔離は免除。 

【ワクチン未接種の場合】アメリカ到着後10日間の自主隔離 もしくは アメリカ到着後3-5日後に再度コロナ検査を受け、到着から7日間の自主隔離が推奨されています。 

詳細: https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/testing-air-travel.html

よろしければこちらもどうぞ:

日本からアメリカへの渡航(2022年3月上旬)

アメリカから日本への渡航(2021年12月初旬)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です