日本においての自宅隔離 (2021年12月)

はじめに(とどのつまりは)

日本到着の翌日から14日間は自宅隔離期間でした。

(到着までと3日間の強制隔離についてはこちら:アメリカから日本への渡航(2021年12月初旬)

今回は3日間の強制隔離があったので、11日間の自宅隔離。

今回は前回よりも現在地、位置確認の報告が厳しくなされていました。

アプリは到着当日に空港で係員の方がダウンロードしてくださり、それがきちんと作動するかどうかの確認も行われましたが、強制隔離施設を出て、自宅に戻ると、アプリがうまく作動しなくなったため、健康確認センターに連絡をとり、事情を理解していただいたうえで、メールで健康状態の報告を毎日行うことで乗り越えました。

せっかく記録をしておいたこともあるので、詳細は以下に記しておこうと思います。

自宅に戻ってからアプリがうまく作動せず

今回は3日間の強制隔離もあったため、最初の滞在先登録はそのホテル。隔離中の3日間は、アプリがきちんと作動しており、ランダムな時間帯で、一確認、AIによるビデオ通話など、1日に複数回連絡が入ることもありました。

けれども、その後、自宅に戻ってから、アプリがうまく作動しなくなりました。夜中12時近くに鳴ったり、それに応答しようとしてもきちんとできない。そんなことが続きました。

1日目:12月5日 AIによるビデオ通話あり、健康状態報告をするよう勧告あり

2日目:12月6日 位置確認、AIによるビデオ通話あり

3日目:12月7日 10:30am 位置確認 14:24頃 AIによる連絡、顔録画

4日目 14:00頃 電話が聴こえず、応答できず。1分ごとに3度の着信あり。18:30頃 コンタクトあり。1分後の顔を映すように指示のメッセージがあるはずだったけれど、その後、コンタクトなし。

アプリがうまく作動していないように思う、と厚生労働省入国者健康確認センターにメールをいれる。

5日目 13:30過ぎ mySOSより、コンタクトあり。1分後のコールを待つがかかってこず。位置情報を取得できませんでした というのは自宅にもどってからずっと。16:21 現在地報告の通知がきたので、クリック。やっときちんとできた。

6日目 12月98日 6時半すぎくらいにコンタクトあり。1分後のコールを待つがかかってこず。夜11時45分くらいにコールがあり、30秒以上顔を映すが、自動的に切れることがなく、3-4分オンのまま。私の方から切りましたが、切れず、その後、自動的に切れた。

このように、今回、私のスマートフォンでは、アプリがきちんと作動しませんでしたので、

厚生労働省入国者健康確認センターに電話をしました。

その際には、どなたともお話しできなかったのですが、

その後、折り返しの電話をいただき、事情を伝えることができました。

すると、ほかにも 

アメリカで購入した電話でアプリがうまく作動していない というケースがあったようです。

電話越しで、あちらでアプリを鳴らしていただいても、私の電話は反応せず でした。

厚生労働省から派遣された警備会社の方の訪問あり

12月14日(火)には、突然、雨のなか、

厚生労働省から派遣された警備会社の方が自宅までいらっしゃいました。

仕事中(生徒のオンラインレッスン中)でしたが、生徒に少し待ってもらい、応対しました。アプリがうまく作動していないことなどもお伝えし、警備会社の方は、私が目きちんと自宅にいたことも含め、伝えておきますとのことでした。また、以下のようなお手紙も手渡されました。

まさか、突然自宅に訪問されるなどとは思いもしなかったので、本当に驚きましたが!!!私がきちんと自宅待機をしていることを知っていただけたことはよかったと思いました。

アプリが作動しないため、メールで健康状態を毎日報告

アプリがうまく作動しないため、私は毎日、厚生労働省入国者健康確認センターにメールで健康状態(熱なし、その他の症状なし、健康です ということ)を14日間、毎日報告し続けました。

アプリが作動していないため、「厚生労働省からの重要なお知らせ」というタイトルのメールを数日間続けて受け取ることとなりましたが、厚生労働省入国者健康確認センターの方は、「事情は承知していますが、自動送信メールをとめることはできません。問題はないので、安心してください」とメールできちんと対応してくださいました。

「厚生労働省からの重要なお知らせ」というメールの内容はだいたい以下のとおりです:

「今回このメールをお送りしているあなた様は、入国後14日間の待機期間中、入国時に提出いただいた「誓約書」に基づくルールに対応されておりません。正当な理由のないルール違反の場合には、「誓約書」に基づき、氏名(外国籍の方の場合は氏名と国籍)などの公表、検疫法上の停留、さらに外国籍の方の場合は在留資格取消手続及び退去強制手続等の対象となることがあります。  本メールはこうした事態とならないようにするための事前の警告です。(以下省略)
【お問い合わせ先】 ・入国者健康確認センター(厚生労働省委託運営管理) health@hco.mhlw.go.jp  【「14日間中の待機期間中のルール」の詳細はこちら】 ・入国者健康確認センターのホームページ(https://www.hco.mhlw.go.jp/)

”You received this notice because you have not honored the pledge you had made upon your entry to Japan and failed to comply with the regulation during the 14-day period of self-isolation. As described in the pledge, those who fail to comply with the regulation without reasonable grounds may be subjected to disclosures of their names (also nationality for non-Japanese citizens) to the public and detention under the provisions of the Quarantine Act. In addition, revocation of residence status and deportation may result for foreign nationals. This notice is an advance warning to remind you of the possible penalties you could face if your noncompliance continues. (and so on.)

Please visit the Health Monitoring Center for Overseas Entrants (HCO) website at the following link for details. https://www.hco.mhlw.go.jp/ —- 入国者健康確認センター followup@hco.mhlw.go.jp

はじめてのことで、いろいろ緊張を強いられることもありましたが、隔離期間の14日間を無事に終えることができました。

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アメリカから日本への渡航(2021年12月初旬)

日本からアメリカへの渡航 (2022年3月初旬)

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2 thoughts on “日本においての自宅隔離 (2021年12月)

  1. 今週から、英国はすべてのコロナがらみの法律と規制を撤廃します。デンマークもそれに先んじて規制をなくしていました。北米はアメリカとカナダはちょっとおかしな具合になっていますね。トル―ドー政権は『ワクチン接種強制化に反対するデモ参加者の銀行口座は凍結。それに賛同した人の銀行口座も凍結し、ドネィションは没収』という、とんでもない全体主義的政策にうってでました。ベルギーなどでは『義務教育の中で、デモのやり方』を教えます。『国がおかしなことをやったら、それに対抗しないと民主主義は守ることが出来ない』という理念にもとづいています。看護婦育成の機関で教えていたDr. John Campbell という人のYoutubeのブログがきわめて論理的で納得できます。過去2年間見続けていますが、つねに客観的で正確。おすすめします。おととい、Russell Brand という、もうひとつの英国の人気ブログ主の動画にキャンベル博士が出ていたのでビックリ。2000人以上が『自分のMUST WATCHリストの2人が対談したので驚いた』にイイねをしていました。たぶん、今年の4月にはずいぶんコロナ抜けしているのではないかな?そう期待したいです。

    1. Roughtonさま、
      コメントをありがとうございます!
      コメントを読み、自分の家族のことでテンテコマイななか、ちょっとよい外気に触れさせていただいたような感覚を覚えています。インターネットにはよくもわるくも情報があふれていますが、私もDr Cambellの動画はときどき拝見していました。よい印象をもっていたので、お話いただけてうれしいです。4月にはコロナ抜け。私も本当にそう願います!
      Roughtonさんの周囲でもいろいろなことが起こっているようですが、お力をお落としにならないようご自愛ください。私もがんばります。

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