
ニ短調音階とは?短調音階3種類を解説【篠崎ヴァイオリン教本1巻 No.157】
先日は、大人のはじめてさんのレッスンでした。
篠崎ヴァイオリン教本1巻では、127番(新版では122番)あたりから 短調が少しずつでてきますね。
実は短調の音階には
・自然短音階
・和声的短音階
・旋律的短音階
の3種類があります。
この記事では、篠崎ヴァイオリン教本1巻 No.162(新版 no.157)のニ短調音階(フラットはひとつ、ニ短調スケールともよびます)を例に、短調音階の違いを分かりやすく解説します。
こちらの生徒さんもそうですが、最初は慣れずに、繰り返し間違えて弾いてしまうこともあるでしょうが、少しずつ慣れていきましょう。
短調音階には3種類
実は、短調音階には以下のように3つも種類があり、間違って弾いてしまうと他の種類の短調音階に聴こえてしまいますので、気をつけなければなりません。短調音階の3種類には以下のような名前がついています。英語表記も並べてみますね。
自然的短音階 / natural minor
旋律的短音階 / melodic minor
和声的短音階 / harmonic minor
ニ短調音階の3種類(自然短音階・和声的短音階・旋律的短音階)
上で紹介した3つの短調の種類を ニ短調においてどうなるか を示すと以下のようになります。
楽譜のしたに音源がありますので、楽譜をみながら聞いてみてくださいね。
違いが聞き取れますか?

d natural minor scale / ニ短調自然的短音階
d melodic minor scale / ニ短調旋律的短音階
d harmonic minor scale / ニ短調和声的短音階
ヴァイオリンで一番よく練習されるのは...
さて、篠崎バイオリン教本1巻 162番(新版157番)の ニ短調音階は 以上の3種類のうちのどの音階でしょう?
今度は、篠崎バイオリン教本1巻 162番(新版157番)をみながら、上の音源を聴いてみてください。
答えは...
旋律的音階 です。
そして、ヴァイオリンでスケールを練習する場合、短調音階では、この 旋律的音階 を重点的に練習するのが一般的です。
篠崎ヴァイオリン教本1巻 No.162(新版No.157)の練習ポイント
前出のように、篠崎ヴァイオリン教本1巻No,162(新版No.157)の ニ短調音階 は 旋律的音階 / melodic minor です。
気をつける点は、スケールをあがるときと下がるときで、指の置き方が異なること。
まず、フラットがひとつ(シのフラット)ついていることをしっかりと頭にいれて
あがるときには、ミ、ファ そして、ドのシャープ(これをしっかりと高くしましょう)、レ のときに 指をくっつけておきます(半音)。
下がるときには、シのフラット のときに 1指(ひとさし指)をしっかり下げて、また、ファを弾くときに1指(ミ)とくっつける(半音)ようにしてファがナチュラルであることをしっかり表現することが大切です。
今すぐにわからなくても大丈夫
今の段階では、これらすべてをきちんと理解しなくてもまったく問題はありません。
短調音階には3種類あり、きちんと弾き分けるために、正しい音を弾くことが必要 ということだけ、頭の片隅にでもおいてくださいね。
そのうち、その短調音階のすべてにより触れていくうちに、違いもはっきりわかるようになり、自然と弾き分けもできるようになります。
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