アメリカから日本へ(2020年8月下旬)

現在、アメリカに住んでいますが、数日前に日本にやってきました。(2020年8月26日発・27日日本着)

家族が私の手助けを非常に必要としているからです。

このような状況下のなかでの移動は決しておすすめしませんが、今回は仕方がなく、必要があっての1ヵ月滞在(2020年9月30日発)です。(過去の滞在は大抵いつも2週間でした。)

このような際の情報はお役に立てることもあると思いますので、私自身が体験したことを書いておこうと思います。

アメリカ出発時

はじめての荷物の重量超過アクシデント

今回はオンラインでのレッスンを日本滞在中にも続けるため、レッスンの再に使用する生徒たちが使っている本を持参しなければならず、かなりの重さになりました。過去は大抵、2週間の滞在でしたので、それくらいの感じで荷物を準備しましたが、レッスン時に必要な本と、いつも飲んでいるビタミン剤、長いインターネットのケーブル(仕事で絶対に必要で、買いに出る時間がないので持参しました。そして、そうしてよかったと思います。)また、履き慣れた靴もいつもより1足多く2足持ってきていることもあり(つまり手元に3足あります)、重みがかなりになってしまったようです。

自宅で、計量したつもりだったのですが、空港では7ポンドオーバーといわれ、100ドル支払わなければならなくなりました。私は50ポンド・23キロの荷物を3つまで預けられることになっており、つまり、150ポンドまで荷物を預けることができるのですが、7ポンドオバーで支払いを要求され、非常に残念に思いました。あわてていて、測りをきちんと読めていなかったのだとは思いますが、それにしても、非常に肩を落とす出来事でした。(ただ、その後、挽回劇があります。笑

チェックイン後の感じはいつもと同じ。出国手続きもスムーズでした。

ゲートに行くまでに、本来であれば開いている免税店やレストランもほとんど閉まっていました。ただ、スターバックスとキオスクのようなお土産屋さんは開いていました。

機内にて

飛行機はがらがらで、26人程度の乗客だったとほかの乗客から聞きました。

いつも、機内がとても寒く、貸して頂けるブランケット2枚だけでは不十分かもしれない、と身体をそれに包んでいるところ、CAさんが気づいてくださり、温度を上げますね、と対応してくださいました。おかげで快適に過ごすことができ、ありがたかったです。

機内では持参したノイズリダクション効果のあるヘッドフォンを使って、ドキュメンタリーをみました。とても興味深いものだったので、また後ほど、追記録しておこうと思います。

食事のサービスも受けられない可能性もあると聞いていたので、ゆでたまごを2つ、カロリーメイト、ドライフルーツとナッツ類を持参しましたが、食事のサービスを受けることができました。いつもよりも量は少なかったように思いますが、夕食(サーモンなど:口にあって、おいしかったです+アイスクリーム:これは食べてもたいてい半分残します(笑))と朝食(チーズ入りエッグマフィン)をいただくことができました。夕食が少なめだったため、朝食前にお腹がすいてしまい、CAさんに正直にお話しすると、ハムのサンドイッチとオレオクッキー、Kindシリアルバーをもってきてくださいました。サンドイッチしかいただきませんでしたが、パンがなかなかおいしくて、ありがたかったです。チーズ入りエッグマフィンはあまりおいしくなかったので、残してしまいました。サンドイッチいただいていてよかった。

空席が目立つなかでしたが、みなさんお行儀がよく、私自身も含め、きちんとご自身の席に着席して休まれていました。私は若い頃、隣が空いていると、横になってしまったりしていましたが、今はもう恥ずかしくてできないですね(笑)横にならなくても、お隣を気にせずに、身体を少し斜めにできるだけでも、だいぶ感覚が違います。

マスクの着用はMUSTです。でも、防護服を着ているような方はありませんでした。

羽田着陸後 

着陸後、乗り換えのある方々、家族がお迎えに来る方々、ハイヤー利用の方々、などという順番で機内を出るため、機内でかなり待たされる、という話も聞いていましたが、すぐに出ることができました。

検疫関係の書類は、関税のフォームと同様、搭乗してすぐにいただきましたので、記入を済ませ、持参するかたちで、機内を出ました。

PCR検査

機内でいただいた書類を持参し、案内をうけながら、いろいろと場所を移動し、唾液によるPCR検査を受け、2時間後くらいに結果がでました。もちろん陰性でした。

その他、体調についての問診や、体温計測もありました。

検査の際に、空港のまったくなじみのない場所へ連れて行かれるのでは、と想像していたのですが、すべては空港の到着、出発ロビーでのこと。公衆電話もアクセスできる(私はスマートフォンを持たないので、この点は非常に大切なことなのです)見慣れた場所ばかりでしたので、なんだかこころもやわらぎました。

検査そのものは、ブースにおいて、プラスチックの試験官のようなものに唾液を指定の量入れ、ふたをして検疫官にお渡しするだけです。あわだった唾液は検査に向かない というような表示があったのですが、私の口のなかは乾燥してしまっていて、唾液の量は充分だったのですが、唾液のうえに少し泡がたまっていました。少し心配をして、検疫官に伺うと、これは問題ない、とのことでしたので、そのまま預けて、次の場所、待合スペースに向かいました。

***8月から唾液の検査に変わり、検査結果がでるまでの時間が大幅に短縮されたとのことです。

検査結果をうかがったら、入国審査、預けていた荷物を受け取り、税関を通り、ようやく日本に入国です。

 羽田空港から自宅へ

海外からの帰国者は、空港から公共交通機関の利用をせずに帰宅しなければなりません。選択肢は、家族が迎えに来る、ハイヤーを利用する、レンタカーを利用する の3つになるかと思います。

私は、ハイヤーで帰宅です。アメリカ出発前に予約することもできたのですが、PCR検査に関して、いろいろな情報がはいってきており、最悪の場合は、到着当日、空港で一晩をすごすことも覚悟していたため、ハイヤーの予約は入れませんでした。また、私はスマートフォンを持たないため、到着後、ハイヤーの会社との連絡がとりにくそうだったので、やめておきました。(会社によってはLINEをコミュニケーションの手段としているところもありました。)

到着当日、検疫官に、ハイヤーで帰りたいため、政府が推奨している会社を紹介していただきたいと伝えると、当日に手配できるのは、かすみ交通、FIT Japan の2社のみ とのことでした。両社に電話をかけ、お値段のよいほう、かすみ交通(15,000円)を選択し、お願いしました。私の知る限り、羽田空港から都内23区の場合、このお値段が最低ラインです。

*** FIT Japanさんは23,000円とのことでした。私は携帯電話、スマートフォンを持っていないので、お電話番号 03-5879-7105 には公衆電話からお話ししやすかったです。

一方、かすみ交通さんは 080-9775-5015 と公衆電話からですと、10円玉がどんどん落ちてしまうため、かけなおしが必要になったりして少し大変でした。***

かすみ交通さんのハイヤーはトヨタアルファード。運転手さんと後部座席の間に、透明のシートで仕切りがしてありました。運転手さんもていねいで親切で、荷物を運ぶ際も、最初から、最後の最後までお手伝いをくださり、いつもよりも長旅になってしまっていたなか、非常にありがたかったです。

ハイヤーに乗れたのは、飛行機が到着してから、3時間15分後でした。

前もって予約をしていれば、もっと早く乗ることができたと思いますが、私はあわてたくなかったので、ハイヤーをお願いするときも、急いでいないので、と伝え、対応していただきました。でも、電話を入れてから、割りにすぐにきていただけました。

ありがとうございました。

***この記事の最後に出発前にプリントアウトしてくる予定だったハイヤー関連会社のリストを掲げてあります。

ハイヤーに乗るまで、検疫官がついてくる、という話も聞いていましたが、それはありませんでした。だからといって、公共交通機関を使うのはやめましょう。

入国の次の日から14日間は、検査結果が陰性であっても、公共交通機関を利用せず、自宅待機を といわれています。

保健所からの連絡

週末をはさんで到着から4日後に保健所から連絡が入りました。私はオンラインでの生徒たちのレッスン中でしたので、電話にでられなかったため、残していただいた電話番号に折り返しをしました。ただ、その番号が携帯電話の番号のようだったので、自分の名前はメッセージのなかに残しませんでした。

念のため、保健所のコロナ対策課の番号を調べて再度連絡を入れると、担当の方はおいでにならず、どうも、私が連絡すべき部署もまた別のところのようでした。担当のものに伝えておきます、ということで、対応していただきました。また、対応に追われ、携帯電話も利用して連絡をとったりもしているとのことでした。

会話のなかで、海外から帰国したこと、空港での検査結果が陰性であったこと、体調にはまったく問題がないこと を伺われ、お伝えしました。 

 

 海外からの帰国者用、ハイヤー関連リスト

厚生労働庁のホームページ

「基準を満たすハイヤー会社、またはハイヤーを調達できる旅行会社」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00020.html

 

上記HP中のリスト(関東地区のみ)

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