[篠崎バイオリン教本1巻] ヘ長調音階、さくら、サラバンデ (no.154-157)

これまではシャープの調を学んできましたが、今日から、フラットの調を学びましょう! 新しいことを学ぶのはわくわくしますね。


フラットとは? 指はどこにおく?

フラットとは ♭ この記号のこと であり、半音下げる、という意味です。これまで、1の指は A弦上ではずっとラインのところにおいていましたが、しっかり下げて指板のはしのナットのすぐ近くまでもっていき、B♭/ シのフラットを弾きます。ヴァイオリンによってはそこまで下げなくても、B♭/ シのフラット がだせる場合もありますね。

B♭/ シのフラットの指の位置は、Eストリングの1指、F-natural / ファのナチュラル と同じです。

下げるの1指だけ。手全体の位置をスクロールのほうにもっていくのではなくて、指だけ を下げましょう。

154番:準備練習

上記にもあるように、1指だけをきちんと下げられるようにしましょう。1指をさげているのにまだあまり慣れませんから、3指はとくに、1指につられて下がってくることが多いです。よく聴いて、そして、ときには目もつかって、1指を下げても3指をきちんとラインのところにもっていけるようにしましょう。1指と3指の間隔、だいぶ、広い感じがしませんか?

155番:ヘ長調音階

ベートーベンの名曲「ロマンス」やヴァイオリンソナタ5番「春」と同じ調です。また、メンデルスゾーンのヴァイオリンソナタもヘ長調。将来はそんなすばらしい曲が待っていることを楽しみに、ぜひこの1オクターブの音階からこの調に慣れはじめましょう。7つのボウイングヴァリエーションも忘れずに。

156番:さくら

アメリカの教材にも使われているほど親しまれている日本の曲です。ワシントンD.C.には当時の大統領の要望で日本からたくさんのさくらが送られ、毎年さくら祭りが行われているんですよ。ゆっくりと、しっとりと演奏を楽しんでみてくださいね。

157番:サラバンデ

サラバンデ・サラバンド は3拍子の踊りです。

余裕があれば、篠崎先生のご指示のように、bow distribution(弓をいつ、どのあたりで、どのくらい使うか)ということを考えてみてもいいですね。

でも、まずは、あわてずに、正しい音程で、正しいリズムで、そして、できるだけ美しい音で弾けるように練習しましょう。

音源のご紹介:一緒に練習しましょう!

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